2020年ニュージーランド散歩行 2.1月5日(日)①NZ到着
成田から約10時間の飛行で無事オークランドに着きました。
途中で気流の悪いところを通ったため、かなり揺れることがありましたが、あとは快適な旅でした。もっとも後半はうつらうつらと寝ておりましたが。
飛行機は空港ビルから少し離れたところに停止したのでバスでビルまで移動します。
今回の旅では成田での入出国、オークランドでのNZ入出国いずれも自動化され、パスポートをスキャン→ICデータの入出力→カメラで顔認証、で簡単に審査は済んでしまいます。
オークランドのイミグレーションでは、自動化されたブースの前に並び、まず看守長を先に入国手続きさせました。
ここではパスポートのスキャン、顔認証に加え、タッチパネルに表示されるいくつかの質問にYES・NOで答える必要がありました。
日本人向けには日本語で表示されます。
後ろから見ていると、看守長がよく質問を読まずに全部「はい」で答えてしまったようで、通過が認められず、アシスタント・デスクに来るようメッセージが出てしまいました。
どうやら「直近に日本で犯罪歴・収監歴があるか」を尋ねる質問があったにもかかわらず、「はい」にタッチした為だったようです。まったくもう看守長のくせに…。
さて、アシスタントデスクと言われてもどこにあるのか見当もつきません。そこで近くにいた空港係員に尋ねると、すぐそばにブースがあることがわかりました。すでにかなり長い列ができています。
入国すると旅行会社の人が出口で待っていてくれるのであまり手続きに時間がかかると国内線への乗り継ぎにも支障が出かねません…。
一人旅では空港に到着早々トラブルに遭遇したことは過去にもありますが、どうも前回看守長と一緒にバルセロナに行ったときの「雪による欠航・成田空港一泊」に続き、いろいろあるものですね。
やっと自分たちの順番になったので係官に「妻が誤ってパネルをタッチした」ことを強調して(「妻が」ではなく、「誤って」をです。為念)説明すると、よくあることのようで女性係官も笑顔で処理してくれ、無事入国できました。
看守長のチョンボのおかげで期待していなかった3ヶ月のビザをパスポートにスタンプして貰えました。
荷物を受け取り出口を通過すると旅行会社の女性スタッフが我々を待っていてくれました。
彼女はオークランドから国内線でロトルアに移動するのを手伝ってくれることになっていました。
彼女に断ってから空港のATMでニュージーランド・ドルを200NZ$だけキャッシングしておきました。
念のため、日本でも60NZ$だけ入手しておきましたが、この時のレートは1NZ$=80.94円でした。
キャッシングの時のレートは手数料3NZ$込みで74.86円でした。やはりキャッシングのほうがレートがいいのですね。
他にお客はいないということなので、女性スタッフと一緒にシャトルバスに乗って国内線のビルに移動します。
日本で国内線の搭乗券は受け取っていたので、荷物を預けるだけなのですが、日本でバッグに貼ってきたタグを機械がなかなか読み取ってくれません。
別段ニュージーランドの機械の能力が低いという訳ではないのでしょうが、何度も繰り返し読み込ませてようやくドロップオフできた時には3人ともホッとしました。
ロトルアの空港では別のスタッフが迎えてくれること、モニターで出発便の手続き開始時刻を確認することなど国内線搭乗までの手順を確認して彼女は帰っていきました。
出発時刻は午前11時35分でしたが、搭乗15分くらい前になって手続き開始の表示がでないと待合室から搭乗口まで進めないのでした。そこでビル内のカフェで少し休憩することにしました。
コーヒー2杯とクロワッサンとベーグルを買って休みました。ニュージーランドでの初買い物ですが、支払いはクレジットカードにしました。お値段は32NZ$。
?? なんだか高いね・・・というのが最初のワタクシの買い物の印象でした。空港だから仕方がないのでしょうか・・・。
搭乗時刻近くになってモニターに搭乗手続き開始の表示が出たので、搭乗口に向かいます。
国内線はごく小さな空港のようで入口から歩いてすぐに搭乗口・・・と言っても地べたをそのまま歩いて飛行機に進むだけでした。
飛行機も双発のプロペラ機でした。いつ以来でしょうか、こういう飛行機に乗るのは・・・。
機内は通路を挟んで2席ずつ椅子が並んでいます。昔のYS-11もこうだったのか記憶がはっきりしません。フライトアテンダントは男性一人しか見かけませんでした。
飛行機は今度は揺れることもなく、約50分くらいでロトルア空港へ到着しました。
1993年にニュージーランドに来た時は先に南島のクライストチャーチに滞在したあと、ロトルアに来ました。
しかしクライストチャーチから国内線で来たのか、オークランドからバスで来たのか今となっては記憶が定かではありません。一人旅だったらはっきり記憶しているのでしょうが、団体旅行でおまかせだったのでさっぱり記憶が薄れているようです。