パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

太極拳初段検定を受検しました

 リタイアを控え、マンションの住民に誰一人知り合いがいないことに呆然とした結果、人間関係づくりのために自治会傘下の太極拳サークルに加入して以来足掛け5年目になる太極拳。週1回の練習を重ね、時にはスポーツジムや他会場での練習を合わせると週に複数回練習することもあります。そんなこんなでこれまで3級・2級・1級と検定受検・合格を重ね、ようやく初段検定受検にこぎつけました。

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 今年はマンション自治会の理事になり、5月から12月までのほとんどの土日がつぶれてしまい、地区ごとに年1回実施される初段検定日と自治会のイベントが重なり合ってしまい、受検のチャンスがないかと思われましたが、なんとか日程をやりくりし、中央区で開催された検定を受検することができました。

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 1日目の土曜日は事前の講習会です。検定科目の「簡化24式太極拳」を地区の武術太極拳連盟(一応太極拳も武術のひとつなんです^^)の講師の指導のもとで練習します。
 日頃地元の先生から受けている指導と微妙に異なる点もあり、とまどうこともありましたが、その講師が翌日の試験官でもありますので、余計なことは言わずに指導にしたがって修正をしていきます。1日目の終了時には翌日の試験本番のリハーサルが行われました。
 
 2日目の日曜日はまず、学科試験があります。 
 とはいっても運転免許のような膨大な項目に亘るわけではなく、ある特定の技法の名称を漢字で正しく記入するものです。ところがこれが日本語ではなくて中国語なので最初は覚えるのに厄介でした。たとえば「ルーフォンスービー」という技法は漢字で書くと「如封似閉」と書きます。漢字の書き取り試験をしたのはいつ以来でしょうか・・・。
 
 学科試験が終わるといよいよ実技検定です。6人1組が前後3人づつ2列になって4人の試験監督の前で簡化24式太極拳を行います。普段サークルやスポーツジムでは音楽に合わせて表演しますが、試験や競技の場合は音楽はありません。沈黙の中で粛々と行います。
 
 6人で行いますが、団体競技ではなくあくまで個人競技ですので、それぞれ表演のスピードが異なることもよくあります。進む方向を何度か変える場合があるのですが、その時に前後の人と顔が向き合ったりするとちょっと焦りますね。なかには前の人が誤った動作をしたために、後ろの人がつられて誤った動作をしてしまった・・・なんてこともあります。
 
 昨年1級に合格して以来1年ぶりの検定であることと、ワタクシの立ち位置が前列になったため、試験官の真ん前で行うことになり、かなり緊張しました。それでもなんとか大きなミスもせず(と自分では思っているのですが・・・)検定を終えることができました。
 
 合否が判明するのは年明けぐらいのようです。良いお年玉になるといいなあと思っております。