2019年高雄・台南散歩行 11. 5月29日(水)②引き続き徘徊を続けます
鳥のさえずりに癒されながら安平古堡を見学したあと、近くの安平老街をうろつきます。少し喉が渇いてきましたが、昼間とはいえなかなかビールを飲ませる店が見つかりません。
やむを得ず、手近のコンビニで缶ビールを買い、外は暑いのでイートインのコーナーで乾いた喉を潤します。台湾ではこの缶ビールを一番見かけるようです。
ほっとして少し落ち着いたので、次なる目的地の孔子廟に行くために、また巡回してくるツーリストバスに乗ります。
2階席に行くと、朝乗車するときに切符を買うのを手伝ってくれたお姉様がマイクを使ってガイドしていました。
ワタクシのことを覚えていて、気を使ってくれたのか中国語の解説の合間に、一人しかいない日本人客のワタクシのために片言の日本語で説明してくれます。
説明といっても「ミギミテ」「ヒダリミテ」「ゴハク…ネン…マエ…ウミネ」という程度ですが気持ちがありがたいですね。
孔子廟のところでバスを降ります。結構交通量の多い場所でした。
意味はよくわかりませんが、何やら勉強をせかされるような額が掲げられた門をくぐって孔子廟にはいります。
ところが、孔子廟は工事中でした。暑さもきびしいのでささっと見るだけにします。
ところでこの表示はなんのものだと思いますか?
実はこれは孔子廟のいわゆる和式個室の表示です。相撲の「蹲踞」の「蹲」なんですね。英語の方が分かりやすいですね。
ついでに同じトイレの男性用の便器の前にはありがたい教えが…
なんだか落ち着いて用を足せないような気もしますね。
孔子廟を出てもかなり暑いので最寄りのカフェで休憩することにしました。
休憩のあと散歩を続けるとまた面白いサインを見かけます。
効き目はあるんでしょうが、なんだか痛そうですね。
なにやらおどろおどろしい、おっ〇いを巡る争い?の広告のようですが、あからさまな表現が説得力があるような、ないような…。
半ば呆れながら散歩を続けていると、日本食の店を見つけました。
27日の出発でまだ日本を離れて3日目ですから日本食が恋しくなった訳ではありません。
ガラス越しに店の中を見ると、中のお客がカウンターで飲んでいるのが見えたので、つい出来ごころで…。
メニューには寿司や刺身もありましたが 、それは日本でいただく方がいいですね。
そこで妙な取り合わせですが、サンマの塩焼きとトンカツをいただきました。
もちろんビールとお銚子が熱くて持てないくらいの熱燗も忘れません。
店内の雰囲気も見た目は日本と変わりませんが、店の亭主もカウンターで飲みながら刺身をつっついていたのも台湾の方でした。なんだか妙な感じがしますね。