パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

北京散歩行① 成田出発

 5月21日(土)から5月24日(火)までの3泊4日の短い旅でしたが北京の街を散歩してきました。
 なかなか長期の休みを取ることができない立場にありますので、5月のGWを利用してアムステルダムあたりを徘徊してこようかと思っていたのですが、計画が出遅れたため航空券がバカ高くなってしまい断念。それならばGWをずらして短い休みを取ってラオスルアンパバーンにお坊さんの托鉢の行列を拝みに行こうか・・・と調べてみると直行便がないため、休みの日程と合わず、これまた断念。
 
 結局近場でまだ行ったことがない街の中から北京を選ぶことにしました。昨年、NHKで北京・紫禁城を舞台にした蒼穹の昴を楽しんだので、一度は行って見たい街だとは思っていたのです。
 
 今回も家人に一緒に行かないかとは声をかけましたが、「あたしゃ忙しい!」といつもどおりの回答なので2年ぶりに海外を一人旅することになりました。
 
 航空券はHISの溝の口営業所で購入。HISの1万円の商品券を使って、往路 成田発 9:00 北京着 11:55、復路 北京発 16:40 成田着 21:00の中国国際航空のチケットを諸税・燃油サーチャージ込みで46,690円で購入。これもオンラインで早く手配すればもう少し安くなったかもしれませんね。
 
 3月7日に購入したのですが、HISによると4月から燃油サーチャージが値上げとなるので3月中に発券するとのことでした。
 ところがいつまでたっても発券の連絡がありません。3月末になってHISから連絡があり、福島原発の影響で往路の9:00発の便が減便となり午後の便しかないこと、さらに復路は24日の便が取れそうも無いとの連絡がありました。
 
 往路はともかく復路が25日になると休みをもう一日取らなくてはなりません。そこで往路は午後の便で了解し、復路はなんとか航空会社と交渉するよう依頼しました。最終的には日程があわなければ時期をずらすか、と半ばあきらめていたのですが、幸い復路は24日の便が取れたものの、北京発 9:25という早い便になってしまいました。
 
 やむを得ずOKしましたが、これで初日の午後と最終日の午前中の観光が不可能となりましたので実質1日減ということになってしまいました。旅にトラブルは付き物ではありますが震災・原発の影響が自分の散歩にまで影響するとは予想外でした。
 
 3泊するホテルは北京の中心街にある「京倫飯店(Jinglun Hotel)」を予約しました。agodaというサイトで予約し、3泊で日本円で21,493円、1泊約7,200円程度でした。日本のビジネスホテル並みの料金ですが、一応四つ星ホテルです。
 もっと安いホテルもある中でこのホテルにした理由は、場所も便利なところにありそうなこともありますが、実は持って行った地球の歩き方の最終ページの取材協力の欄に京倫飯店の名が連なっていたからなのです。これならそう間違いのないホテルだろうと見当をつけて予約したのです。
 以前台北を散歩したときも取材協力の大欣大飯店というホテルに宿泊しましたが、ここは安くてちょっといかがわしいところもありましたが、なかなか便利なホテルだったのでこの選択方法をまたやってみた訳です。
 
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 5月21日(土)、とにかく出発です。航空券はEチケットなので中国国際国空のサイトでウエブ・チェックインを何度か試みたのですが、どういう訳か「この航空券は一時的にチェックインできません」とのメッセージが出てしまうので、通路側の席を確保するため出発3時間ちょっと前に成田空港第1ターミナルに着きました。
 
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 モニターを見て中国国際空港のカウンターがFカウンターと表示があったので、そのあたりでウロウロしていると、女性係員の方からカウンターの場所と午後12時25分からチェックイン開始と教えてくれました。親切な対応に気をよくして開始時間を待ちます。カウンターでは係員が円陣を組んで打ち合わせ。時間になると一斉に並んで乗客に向かって礼をして業務開始です。
 
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 チェックインは自動チェックイン機を使って行いますが、やり方がわからないので女性係員に教えてもらいながら操作します。操作完了!と思ったら「自動チェックインするには時間が少し早い」というメッセージが出てしまい、2人で大笑い。
 
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 結局、彼女にカウンターの機械でチェックインしてもらい、通路側の席の航空券をゲット、マイレージの登録も無事済みました。
 
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 席の確保というひと仕事が終わったので昼食にしました。
 第1ターミナルはあまりなじみがないのでぶらぶら食堂街を散歩します。相変わらず空港の食事処は値段が高いなあと思いながら、お値段もお手頃な店を探し「すし遊洛」というお寿司屋さんに入りました。搭乗まで時間もありますのでお酒とお寿司をいただいてゆっくり過ごします。
 
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 中国のお金は昨年、香港から深圳に入ったときに両替した残りの2元しか持っていませんので両替しなくてはなりません。今までは現地に行ってから両替していましたが、今回は日本の自分の預金口座から現地のATMで現地通貨を引き出すことをやってみようと思っていました。
 
 ところがみずほ銀行三井住友銀行も海外キャッシュカードの新規発行を取りやめているので楽天銀行で海外で使えるVISAデビットカードを作って持っていくことにしました。中国は物価が安そうですから現地では大してお金は使わないと思いますが、念のため日本円も持っていくことにしました。
 
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 さはさりながら、あとでレートを比較するために成田空港の京葉銀行200元だけ両替しました。お値段は2,874円1元=14.37円というレートでした。はたしてこれが極悪レートなのかどうか・・・。
 
 お腹も満ち足り、現地通貨も一応用意したので入国手続きに向かいます。出国手続きのブースは10箇所くらい並んでいでますが、今日は2箇所しか開いておらず、乗客もあまり並んでいません。今までで一番ガラガラの出国手続きでした。GWをはずれているせいもありますが、震災・原発の影響もあるのでしょうか。無事出国手続き完了です。(つづく)