コルドバにやってきました
(疲れがたまってなかなか投稿できなかったり、宿代をケチって安宿にしたらオヤジは気のいい奴でしたがwifiがつながらない…等々の理由で実際より遅れ気味の投稿となっておりますのでご容赦くださいませ)
ですから、コルドバを好きな方にはもうしわけありませんが、ここもガイドブックをさらりと読んだ以上の予備知識なしで到着しました。
宿は駅からちょっと離れたテンディーリャス広場のそばにあるようです。グラナダでタクシーの便利さを実感しましたので、タクシーで行くことにしました。コルドバは一方通行が多いらしく、最初はどこへ行くんだ!と思うような方向にタクシーが行きそうなので心配しましたが、無事到着です。
今回はペンシオンではなく一応ホテルと名のついたものです。したがってペンシオンのように玄関の鍵と部屋の鍵をずっと持っているということはなく、外出の旅に部屋をあずけます。
コルドバは前記のとおり乗継の関係だけで泊まるので一泊だけの予定でした。明朝はアルヘシラス行きの列車に乗りますので、観光は午後だけになります。
そこでまず、ガイドブックに載っていたメスキータに向かいます。イスラム教の建物を現在はキリスト教の教会として使っているということで以前に名前を聞いたことがあるような気もしますが、詳しいことはわからないままでかけます。
その中心にあるのがメスキータです。メスキータというのはスペイン語でモスクの意味ですね。中庭にあるブースでチケットを買って建物に入場します。
薄暗い堂内に入って唖然。広い堂内にたくさんの柱がイスラム模様の裳階(もこし)みたいなもので広い天井を支えています。
もともと8世紀にたてられたイスラム教の寺院が何回もの修復を経て2万5千人を収容する大寺院ができあがります。
何の気なしに来たコルドバでしたが、聖堂に足を踏み入れた時「来てよかった!」と本当に思いました。
メスキータをたっぷり鑑賞した後、すぐ後ろにあるローマ橋をのんびりわたって対岸まで歩いていきます。振り返るとメスキータを中心とし旧市街を望むことができます。それにしても、ここもピーカンの天気です。バルセロナ以来観光しているときは紺碧の空続きで日焼けがもう定着してしまいました。
遅い昼食はSan Basilio通りにあるMeson Bodega Sab Bsilloというレストランでとることにしました。
せっかくですからコルドバの名物料理をお願いしたところ、Salemorejoというスープを冷やしてゆるく固めた冷たいクリームのような料理をいただきました。
味はスパイスの効いたきりっとしたお味です。冷たいので暑い日には堪えられないですね。
次はRado de toroというなの牛テールの煮込みです。肉はよく煮込まれていてフォークをあてるとホロホロと骨から離れます。もちろんセルベッサとワインもいただきました。
このレストランの周辺も白壁の家が立ち並ぶところで、食後少し散歩してみました。
建物もなかなかのもですが、庭園がなかなかよかったですね。
このあたりでもう暑さで頭が沸騰しそうで涼しい小道をとおって宿に戻り休憩します。