パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

主文 被告人は無罪

 ご心配をおかけしておりましたが、先月初め内視鏡手術で切除した大腸癌細胞についての判決公判が開かれました。
 
 手術後の医師の説明によると、病理検査の結果後の処置はいくつかのパターンがある、とのことでした。
 
①単純な大腸癌だった場合は無罪放免、娑婆復帰
ですが、
 
②単純な大腸癌であってもリンパ節を浸潤していた場合は、即刻収監の上切腹
③単純な大腸癌ではなく、持病の大腸の炎症由来の癌だった場合は磔獄門
④大腸の持病由来の癌だった上にリンパ節にも浸潤していた場合は自暴自棄
 
 という恐ろしいものでした。
 
 幸い今回の判決では一応無罪となりましたが、引き続き厳格な看守長の下で保護観察が必要というものでした。
 実際には従来通り年1回内視鏡検査を続けて様子を見ていく、といことになりました。
 
 
イメージ 1
 8月の手術前に医師から禁酒を厳命されて以来アルコールとは無縁の生活をしておりました。
 
 判決言い渡し後、「あの~…もう一つお伺いしたいことがあるのですが…」と禁酒令の解除について恐るおそるお伺いを立てようとすると、医師はにやにやしながら「お酒ですか? あと2・3日は我慢してくださいね」という無常なお言葉…。
 
「先生、そんな殺生な!無罪放免になったら帰りにどこで一杯やろうか道々考えてきたんですよ…」と切々と訴えると、今度は大笑いしながら禁酒令を解除してくれました。まったく人の悪いお医者さまであります。
 
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 4週間ぶりのお酒は実に肺腑にしみるといった感じでした。お祝いの酒ですからもっときれいなお店で、とも思ったのですが、ワタクシにはこの北千住のお店がふさわしいと思って立ち寄った次第です。
 
 無事無罪判決を勝ち取れたのも皆様からの温かいコメントのおかげと心より感謝申し上げます。