「⑨成田空港一泊ツアー・バルセロナ観光付き」 もう実質最終日です その3
(この記事は2018年1月22日から27日のバルセロナ弾丸ツアーの記録です)
1月25日 バルセロナ街歩き③
El corte Inglesデパートを探検し、地下に食料品売場やスーパーマーケットがあったのでお土産のチョコレート類を買い込みます。
お土産を仕入れた後はまたランブラス通りを下って、今度は旧市街のゴシック地区をぶらぶらすることにしました。
特にあてもなく外国の街を散歩することはワタクシは決して嫌いではありません。ある意味でとても贅沢なことのような気がしています。
素敵な雰囲気のレイアール広場を覗いたあとガイドブック片手に適当に歩いて行きます。
ガイドブックには地図もあるのですが細かい通りの名前が書いておらず狭い旧市街ではこの地図は少し使いにくかったですね。
もっと細かい地図をホテルでチェックインの時に貰ったのですが、部屋に置いてきてしまいました。いつもならこんなことはないのに、どうも成田空港での疲労がこんなところにも影響しているようでした。
ここは王の広場と呼ばれているところです。ガイドブックによるとこの広場はかのコロンブスが新大陸発見の報告のためにイサベル女王に謁見した場所だそうです。
コロンブスもこの階段を上ったと言われています。
広場に近いカテドラルはさすがに荘厳な姿で聳え立っていました。
ゴシック地区というからには大聖堂の建築様式もゴシック様式のようですが、二人ともゴシックと言われてもキョトンとするばかりです。
カテドラルは開放されている時間帯ではなかったので内部見学はパスしました。
カテドラル前の広場に隣接するプラサ・ノバに面する建物には子どもが書いたような線描画がどーんと壁画になっています。
ピカソの絵だったんですね~。
ランブラス通りのミロのモザイクの前にいた子供たちがか描いた絵だ、と言われたら信じていたかもしれません
カテドラル前の広場ではテントが幾張りも張られていました。
近づいてみると骨董市が開催されていました。
骨董好きの人なら興味深々なのでしょうが、我が刑務所ツアーご一行様は全く骨董品のことはわからないので、値札を見て「高いね~」で終わりです。
カテドラル広場からふと見ると、少し先に屋根が不思議な形をした建物がありました。
ガイドブックを見るとサンタ・カタリーナ市場だとわかりました。
150年以上も歴史のあった市場が8年間の再生プロジェクトを経て生まれ変わったもので、設計を手掛けたのは「現代のガウディ」といわれたエンリク・ミラーレという人だそうです。
画像では分かりにくいですが、屋根が独特の形状・色彩をしているのが最大の特徴のようでした。
骨董品には興味がなくても市場には目がない二人はさっそく立ち寄ってみることにしました。
ランブラス通り沿いのサン・ジュゼップ市場が観光客で溢れかえっていたのに比べ、どうやらこちらは地元の人が買い物に来ている率が高いようでした。
距離にすると1キロも離れていないのですが、旧市街だとだいぶ様子が違うようですね。
無造作に置かれた魚介類を見るのも楽しいものですね。
お昼を大分回った時間になっていました。市場の隅の方に食堂を見つけた看守長が空腹を訴えます。
お店の名前はBarestaurant L'univers Bar+restaurantの造語のようです。
カウンターに陣取り食事をすることにしました。
取り合えずビールをいただきます。一杯2.5ユーロでした。
カウンターには出来合いの料理もたくさんありましたが、お店の人が料理の写真を冊子にしたのを見せてくれ、それで注文しました。
まずは野菜とキノコのグリル 8ユーロです。岩塩がふりかけられていました。かえって野菜の甘みが増すんですね~。
白ワインがすすみますね~。一杯が2.75ユーロでした。
カウンターの隣の席の男性はマテ貝を食べています。やはり人気があるんですね。
お店はカウンター席と小さなテーブルがいくつかある、ごくごく庶民的な雰囲気のお店でした。
女性客もビールをぐびぐび飲んでます。
自宅周辺のスペイン料理店ではアヒージョをよくいただきました。自宅でもアヒージョの元を使ってよく作ります。看守長もアヒージョを食べたい、と言っておりましたがバルセロナに着いてからまだ出会えませんでした。
やっとこの店でエビのアヒージョ 16ユーロをいただきました。他の料理に比べるとちょっとお値段がはりますね。
二杯目はリオハの赤ワインをいただきます。一杯3ユーロ。
いつも思うことなのですが、ヨーロッパで赤ワインをいただくととても味が濃く感じます。気のせいなんでしょうかね。
アヒージョで満足した看守長とゆっくりおしゃべりしながらお料理とお酒を楽しめました。
気楽な食堂でしたのでとてもリラックスできましたね。