パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

トレドに行きました

 アルヘシラスで2日を過ごした後は戻りの旅になります。
 
 マドリッドに戻りぶらぶらしていましたが、国ごとに外して持ち歩いたためボロボロになったガイドブックを読み直してみると、マドリッドから特急で40分の近さにトレドの町があることがわかりました。
 
 
 スペインですので予約がないと乗れませんので、アトーチャ駅に行って翌日の座席の予約をします。
 
 
 
 そして翌日、快晴の中トレドにでかけました。
 
 駅についてからバスもありますが、それほどの距離でないようなのでぶらぶら歩いていきます。緩い坂道に入ると城壁に囲まれた街が見えてきました。
 
街の入り口に来て、まだ午前中の元気なうちに街の全景が見える展望スポットまで行くことにし、坂道を歩いていきます。
 
 観光バスや自家用車がすいすい追い抜いていきますが、とぼとぼ歩いていくと約40分かかってようやく展望スポットに到着しました。
 
 それまでの道からもトレドの街の素晴らしい光景が見えていましたが、やはり展望スポットからの眺めは格別です。
 
 右側の大きな建物はアルカサール、左側の塔はカテドラルですね。
 
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 他の観光客に記念写真を撮ってもらったりしながら30分くらいこの眺めを楽しんでから街に降りていきます。
 
 
 
 トレドの街は実に細かい路地の連続で、地図がないとすぐ迷子になってしまいそうです。
 
 展望台から見えたカテドラルも狭いエリアに立っていますので近くから全景を見ることはできません。
 
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 この日の昼食は半分迷子になっていた状態で見つけた気軽なお店のカウンターでワインと煮込みをいただきました。暑かったので冷えた白ワインがお腹に沁みます。
 
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 トレドといえば画家のエル・グレコが移り住んで有名な街だそうです。
 
 町の中心の広場近くにサンタ・クルス美術館があり、無料なので入場しました。ここにはエル・グレコの絵がたくさん展示されています。プラド美術館にも劣らないコレクションのようですね。
 
 
 エル・グレコの描く絵は当然時代を反映してキリスト教にまつわる画題ばかりですが、人物の表情は昔の絵画なのになぜか漫画的で親しみ易い感じがするので印象に残っています。
 
 庭園に咲く木はオリーブの木でしょうか・・・。
 
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 トレドの駅です。
 
 来たときは気が付かなかったのですが、帰りは疲れたのでバスで戻ったとき「えっ?これが駅舎?」と思うような建物で驚きました。
 
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 中にはいっても普通の駅とはずいぶん異なりますね。
 
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 カンカン照りの中この特急に乗ってマドリッドに帰ります。
 
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