2019年高雄・台南散歩行 12. 5月29日(水)③近場も楽しい台南の夜
しばらく高雄・台南旅行記も中断しておりましたが、ゆるゆる再開いたします。
安平古堡周辺を徘徊したあと、一旦宿に戻ってシャワーを浴びて休憩します。
ツーリストバスはまだ乗っていないコースがあるので午後3時半に台南駅前から出発する2階建てバスに乗ることにしました。
東に向かうコースの最終便ですので、途中で降りずにぐるりと一回りして車上から見物することにしました。他のお客さんも同様のようでした。
少し暑さが和らいできたので外の席に座り風に当たりながらコースを回ります。
途中赤信号で停車するとやはりじりじりと暑くなってきます。
やはり日本人はワタクシ一人だけだったので午前中とは別のお姉様でしたがいろいろと気を使ってくれたのはありがたかったですね。
車上からも妙な看板が気になりますね。
埼玉の大豆なのかChibaのなのか…?
この日は朝から出張っていたので流石にくたびれましたのでツーリストバスを降りると宿に戻り、夕刻暗くなるまで休憩しました。
昨晩は夜市へ行って食事をしましたが、暗くなりかけたころ近くを散歩すると夜市並みに賑やかなエリアがあることがわかりました。
宿のある正興街から500mほど南に歩いた保安路という通りのようです。
通りの両側には飲食店(小吃)が軒を並べ大勢の人が夕食を取りに来ているようでした。
通りのの端に大きな保安宮というお寺があり、そこにに祀られた神様のお祝いがあるらしく大勢の賑わいの中、爆竹を鳴らしたり花火をあげたり(酒も飲まずに?)大騒ぎです。
お寺と道路を挟んだ向かいのスペースでは歌謡ショーも。きっと神様も喜んだことでしょうね。
通りを散歩する中見つけた店で中華風のハンバーガーを45元(約164円)でひとついただきます。
豚肉はジューシーでバンズの部分が分厚い少し硬めのお饅頭の皮みたいでなかなか美味しかったです。
散歩を続ける中、結局この日の夕食は大騒ぎを横目に近くの屋台風の食堂で「ライスカレー」です。
出発前に貧乏旅行ライターとして名を馳せている下川裕治氏の台湾ぶらり旅の文庫本を読んでいて、そこで台湾の下町のライスカレーの記事を読んでいたのが頭に残っていたようです。
咖哩飯(ライスカレー)は見た目は日本のとあまり変わりませんが、日本のほど辛くなく甘味があってマイルド。これが下川氏に言わせると大昔の庶民のカレーの味ということのようです。微妙に八角だか丁子の味がします。
それにしても毎度の事ですがワタクシは下川氏並みにロクなもの食べてませんね。