イスタンブール散歩行 3 飛んでイスタンブールへ
搭乗してすぐトルコブルー色のスリッパが配られた。機内ではいつも靴を脱ぐのでスリッパがあるのは助かる。頑丈なつくりではないので片道飛行の間に履き潰しそうなものではあるが。
そのあと同じ色をしたポーチが配られ、中には小タオル・アイマスク・靴べら・歯磨きセット・櫛が入っていた。みな色はブルーに統一されている。値段はたいしたものではないだろうがエコノミークラスの乗客にとってはこの気遣いが嬉しい。
ポーチには紐がついていて大きさもパスポートサイズなのでパスポートを入れて首から下げてもいいなあ、などとセコイことを考えてしまう。
食事は3回。うち1回はサンドイッチの軽食である。
1回目は昼食とも夕食ともつかない時間帯ではあったが、貧乏性なのでつい全部食べてしまう。魚料理かパスタの選択だったが鮭のクリームパスタを選択。味はもともと機内食にはそれほど期待していないので及第点ではある。
1回目は昼食とも夕食ともつかない時間帯ではあったが、貧乏性なのでつい全部食べてしまう。魚料理かパスタの選択だったが鮭のクリームパスタを選択。味はもともと機内食にはそれほど期待していないので及第点ではある。
もう一回はチキンのグリルを選択。これも夕食とも夜食ともつかぬ時間帯であった。
初めて海外旅行を経験した20数年前、エコノミークラスでは酒類は一杯だけ無料であとは有料だった。その時の恨めしい体験からか無料となるとついガブガブ飲んでしまう。機内では地上より酔い易いというが幸いまだ機内での悪酔いを経験したことはない。
食事以外はすることもないので座席のオン・デマンドのモニターで映画を鑑賞。隣の列の中年女性は何回やっても機器の操作がわからないらしく乗員が通るたびに操作方法を聞きまくっていたが、どうも最後まで理解できていないようだった。映画より彼女たちのやり取りを聞いているほうが面白かった。