パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

マウリッツハイス美術館展に行ってきました

 体調が今一つのなか、気分も体調もリフレッシュさせようと仕事を一日休み、待望の上野の東京都美術館で開催中のマウリッツハイス美術館展」に出かけ、「真珠の耳飾りの少女にお目にかかってきました。
 
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  今日も朝からカンカン照りでした。開館時刻は午前9時30分となっていましたが、美術館に到着したのは午前8時40分頃。もう数十人が列を作って並んでいます。そういえば上野駅構内には「入場まで○分待ち」なんて掲示が出ていましたね。
 夏休みだから全国からやってきているのかもしれませんね。
 
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 「この炎天下あと40分も待つのか~」と思っていたら、徐々に列が進み出しました。どうやら連日の大入りで開館時間を繰り上げてくれているようです。ラッキー!
 
 
 炎天下から涼しい館内に導かれ、入場券を買う人が列から離れたりしたので、当初はワタクシの前には100人くらい並んでいたようですが、結局前から20番目くらいになってしまいました。
 
 午前9時5分、25分繰り上げて入場です。
 
 会場は地下1階から地上2階まで3フロアに別れ、お目当ての少女は地上1階にあるようです。したがって地下1階に展示されていた17世紀フランドル・オランダの作品たちには申し訳ないですが、さあ~っと見て、すぐ地上1階に上がります。
 
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 最初の1室に真珠の耳飾りの少女が鎮座ましましておりました。
 
 展示室はあくまで薄暗く、静謐なたたずまいです。
 
 銀行のATM前にあるような迷路のような順路が組まれ、目の前で見るためにはここで順序良く並ばなければなりません。
 でも今朝はまだなんたって20番目くらいですから、はやる心を抑えながら速足で進み、彼女の前に立ちはだかります。
 
 今まで実際に見たことのあるフェルメールの絵は割と小さい絵でしたが、少女の絵はそれほど小さくはありませんでした。
 
 色合いは思っていたよりも薄いというか淡い感じがしました。不思議だったのはどこから見てもあの大きな目で見つめられるように感じることです。
 
 絵を目の前で鑑賞するルールとして、立ち止まらず横に少しずつ動きながら鑑賞するように、と係員が再三小声で注意しますが、彼女の魅力に取りつかれた老若男女はどうしても彼女の前で茫然と立ち尽くしてしまうようです。
 
 もちろんワタクシも我を忘れて見つめ続けていたうちの一人であります。
 
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   ワタクシが会場を出るころはかなりお客さんが詰めかけてきたようです。
 
 今回はマウリッツハイス美術館が修復中の閉鎖により海外へやってきてくれたようですが、次回はぜひ本拠地のオランダで彼女と再会したいものですね。