パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

快晴続きのバルセロナです

 昨日に引き続き快晴のバルセロナ。天気予報では最高気温26度と言っているようですが、日なたはもっと暑い感じですね。
 
 でも日陰に入るとスーッと涼しくなります。これがヨーロッパの気候なんですかね…。
 
 今年のヨーロッパは天候不順で、その中を移動してきたので、こんなにいい天気が続くのははじめてです。
 
 
 
 オスタルには食事がついていませんので、昨日の加平滋英のいるお店でカプチーノとクロワッサンの朝食です。もちろん滋英もワタクシを覚えていて歓待してくれました。 
 
 
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 気持ちのよい朝食を摂ったあとは昨日に引き続き、警戒心を十分に発揮しながら観光にでかけます。
 
 まずは、バルセロナといったら
 
 
 …列に並びます。
 
 なんだか今回は観光地では並んでばかりですね。だんだん観光シーズンも本格化してきたということでしょうか。
 
 
 
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 ・・・でどこに並んだかと言いますと・・・
 
 
 こちらサクラダ・ファミリア教会ですね。
 
 本当にまだまだ工事中なんですね・・・。観光客の並んでいる目の前でガンガン工事が行われています。いったいいつ完成するんでしょうね。
 
  
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  幸い40分くらい並んだだけでバジリカ(聖堂)を見学することができました。入場料は13.5ユーロ。塔の上にあがるにはさらに2時間半待たなくてはならない、と言われたのでやめておきました。
 
 
 聖堂内部はもう完成しているみたいな感じですね。
 
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  今まで見てきた教会や大聖堂とはずいぶん異なる雰囲気の空間です。
 
 
  ステンドグラスがやはりあるんですね~。とても美しいです。
 
  
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  天井を下から見上げるとこんな感じです。 何も知らないでこの写真を見ると何の写真だと思うでしょうね・・・。
 
 
 
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 教会の前に小さな池のある公園がありますが、全体像を見るには一番のポイントです。日本の団体観光客も来ていたので、教会を背景に写真を撮っていただきました。
 
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  ガウディついでにカーサ・ミラにも行ってきました。
 
 昨日に続いてガウディ日和であります。ここはそれほど並ばなくても入場できました。
 
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  見学は屋上からスタートし、だんだん下へ降りていくスタイルをとっています。
 
 内部の部屋も見学できるようになっています。
 
 やはり外装とこの屋上の意匠がすごいですね。ワインに酔っぱらっているだけではこういう作品は無理ですね。
 
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 昼食はカーサ・ミラが面している広いグラシア通りを海の方向にぶらぶらと歩いていき、ガイドブックにも載っているTapa Tapa でタパスとワインをいただきました。
 
 まずはカウンター席につき、白ワインをいただきます。
 
 
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 タパス(小皿料理)は紙のテーブルクロスみたいなのにスペイン語と写真で値段入りで書いてありますが、日本語も含む各国語のメニューもあります。
 
 小皿に番号がふってありますので、番号で探せば日本語と写真でタパスの中身を確認できるのでツーリストにはありがたいシステムですね。
 
 
 
 ・・・でまずは目の前のパッドにポテトサラダみたいなのが盛り付けられていたのでそれを一品。
 
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 続いて、コロッケですが中にハムが入ってます。揚げ物は久しぶりですね~。
 
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  ここいらで赤ワインに切り替えます。
 
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 3品目は炒めたポテトの上にハムと卵があえてあるものです。
 
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  以上でお値段は16.50ユーロ。
 
 
 為替レートを無視すればお銚子2本とつまみ3品で1,650円…という感じですね。まさに普段ワタクシが行っている居酒屋みたいなものですね。
 
 
 
 気温がかなり高くなっていて少しくたびれてきたので休憩するために宿に戻りました。
 
 途中でサングラスのネジがはずれレンズもはずれてしまいました。ワタクシのは度付なので、買い直すわけにも行きません。
 
 宿のお姉さまに翻訳サイトで訳したスペイン語を見せて、修理してくれるところを訊いたところ、歩いて15分くらいのところのメガネ屋さんの場所を地図に書いて教えてくれました。
 
 お店の時間についてお姉さまが最初に「17時…」というので、会社みたいな時間に店仕舞いするメガネ屋さんなんだなあ、と思ったのですが、そうではなくてお店が再開する時間が17時と聞いてびっくり。
 
 14時から17時までは休憩時間なんですね。まさにシエスタがほんとうに生きてるんですね、スペインは・・・。
 
 
 
 そこでワタクシも夕方までシエスタの昼寝をして疲れをとります。
 
 
 
 教えてもらったメガネ屋さんは若い人で、幸い英語が通じましたので、すぐにネジをつけてくれ、もうひとつのメガネも実はお店に来る直前にベッドでふんずけてしまいレンズがはずれてしまったのをその場で直してくれました。
 
 料金を訊くと「要りません」ということだったので何度も「グラシアス!」とお礼を言って店を後にします。
 
 ますますバルセロナの印象がよくなってしまいましたね。
 
 
 
 
 海が近くなっていたので、昨日に続いて海に出てみました。
 
 とても気持ちがいいですね・・・。
 
 
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  このツーリストはよっぽど太陽がない国から来たみたいですね・・・。
 
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 結局またスペイン氏に警告を受けたランブラス通り周辺をうろうろしてしまいましたね。
 
 
 さて、そろそろ宿に帰ろうとして、やはりガイドブックにあった店を思い出し、ランブラス通りから一本はいった「IRATI」というお店に行ってみました。
 
 
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 この店はバスク料理のお店だそうですが、奥の方は白いテーブルクロスのテーブルが並ぶレストランですが・・・
 
 
 入口はごらんの通り嬉しい立飲みであります。
 
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 しかもツマミはピンチョ(PINTXO)というそうですが、テーブルの上の皿にパンの上にいろいろな具が載せてあるものがずらりと並んでいます。
 
 
 お客は自分で皿にとっていただきます。一つがどれも1.95ユーロです。
 
 
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 ということでまずビールを頼み、サーモンが乗っかったのをひとつ・・・ 
 
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 ビールと一緒だとこんな感じですね。
 
 
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 続いてトマトの中に詰め物が入った一品をいただきます。
 
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 三品目の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、最後はやはり生ハムで締めさせていただきました。
 
 
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  ビール1杯とピンチョ4個で10.50ユーロ。これも為替レートを無視すれば1,050円という感じですね。
 
 隣に立っていた客は常連らしく、ビールひとつとピンチョ1個をつまんでさっと帰っていきました。
 
 
 
 これまで夕食はほとんど部屋食でしたが、三食すべて外食というのは今回が初めてです。
 
 バルセロナはそれだけでもいい町ですね。