パパグロッソの街歩き・一人旅

リタイア組です。身体は太いですが、ブログは細々と続けていきます。

12月31日 バラナシ9日目 大晦日

海外で初めて年を越すことになり、いよいよ大晦日を迎えました。

ヒンズー教徒のメッカであるバラナシでは大晦日といっても普通の日と大して変わりません。

宿のそばの縫製工場では朝早くから機械の音が聞こえていました。

メイン・ガートのそばの通りをぶらぶらいつものように散歩します。



このやかましさが何とも言えずインドらしいですね。





ガンジス川の対岸は雨季には水に沈んでしまいますが、乾季の今は数百メートル先に陸地を見せています。本来は不浄の地とされているようですが、たくさんの観光客がボートで渡っているようです。



バラナシのガートを散歩しているとたくさんのボート屋から声をかけられます

彼らに頼めば簡単に対岸に渡ることはできますが、彼らは外国人観光客目当ての客引きですので、漕ぎ手付のボートをチャーターするにもかなり高い値段を吹っかけてきそうです。


地元の観光客が利用するようなもっと安い渡し船があるはずだ・・・と思ってしばらくメイン・ガートで観察していますと、やはり対岸を往復しているボートがあることがわかりました。



漕ぎ手が大声を出してボートの上から客引きをしているようでした。

漕ぎ手に声をかけ、値段を聞くと往復で40ルピー(72円)とやはり格安です。ガートをうろつくぼったくりの客引きに引っかかるとボート1時間で1000ルピーくらいふんだくられたでしょうね。



早速ボートに乗り込みます。




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ガンジス河の真ん中あたりに出ると大きな鳥がやってきます。エサ売りのボートも近寄ってきますね。エサをまくとあっというまに鳥に囲まれます。

ガンジス河は海から遠いのに、なんだか海鳥みたいな感じですね。

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ガート側には建物がびっしり並んでいますが、対岸には何もありません。



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急ごしらえの土産物屋や飲み物屋ができていました。インド商人はたくましいですね。


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インド人の観光客もたくさん渡ってきています。

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30分くらい対岸にいてまたメインガートに戻ります。いくつもボートがあったので、自分の乗ってきたボートがどれだったか探すのに少し戸惑ってしまいました。

お金は降りるときに払います。


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年越しの夜は宿で小さなパーティがありました。泊り客だけでなく、他の宿からもお客が来ていたようです。

お酒とおつまみとインド民族舞踊のショーがついています。

ワタクシはこの宿に長逗留しているので従業員とも顔なじみになり一番前の特等席に座らせてくれました。



他の宿から来た日本人と一緒に酒を飲みながら鑑賞です。


踊り子が来ると聞いていたので秘かに期待していたのですが…

 






確かにダンスも魅力的で妖艶ではありましたが、ワタクシのスケベ心は見事にハズレでした。なんてったってここはインドだということを忘れてました。




年が明ける直前はみんなでカウントダウン。

ハッピーニューイヤーの掛け声とともにニューイヤーケーキに刀入れしたあとケーキをいただいて新年を迎えました。

・・・やはり大晦日は日本の方が気分がでますね。