香港・マカオ散歩行 19.1月24日(木) ②博打場に突入?!
朝の太極拳ですっきりした後、散歩に出かけます。
昨日の夕方はマカオ半島側の有名スポットをとりあえず歩きました。
そこで今朝はまず、バスに乗って「マカオ」の名前の由来と言われる半島最南端にある媽閣廟に行ってみることにしました。
まず宿の近くのバス停に向かいます。
フロントの女性からマカオ半島からタイパ・コタイに行くにはMT4という番号のバスに乗ればよい、料金は6パタカということを教えてもらいました。
バス停にはどの路線が止まるのか、路線ごとの停留所が表示されています。
この丸い小さなドラム缶みたいな時刻表は単純ですが、なかなか優れもので、チベット寺院のお経の入った車みたいにくるくる回るんですね。つまり自分が見たい時刻表があれば回してみることができるんです。
それで見ると媽閣廟に行くのにもMT4に乗っていけばいいことがわかりました。さらにコタイ周辺ではカジノで有名な巨大ホテルにも止まることが分かりました。
しばらく待ってMT4のバスに乗り込みます。
バスに乗っているうちに、巨大カジノホテルにバスで行けることが気になってきてました。
結局、誘惑に負けてこのままタイパ・コタイまで乗っていって有名なヴェネチアン・マカオのカジノに行って、マカオ半島のその他のエリアは午後から回ってみようと考えを変えました。
結局、誘惑に負けてこのままタイパ・コタイまで乗っていって有名なヴェネチアン・マカオのカジノに行って、マカオ半島のその他のエリアは午後から回ってみようと考えを変えました。
全くいい加減なものであります。
半島側からタイパ・コタイへ行くには上の地図にもあるように海の上の道路を渡っていきます。
タイパ側にはいると、大きなホテルの間を縫って進んでいきます。
みんなカジノのあるホテルなんでしょうね。
ワタクシの宿の近くのポンテ16もでかいホテルと思いましたが、規模が違います。
ホテルの前には本物そっくりの塔が屹立しております。
イタリアのヴェネチアではこの塔の上まであがりましたが、ここは登れるのでしょうかね。
入口からホテルに突入します。
とにかく大きくて広くてゴージャスなホテル…その一言につきます。
きっと客室も豪華なんでしょうね…重慶マンションに泊まるようなワタクシには無縁ですが。
建物の中に入って最初はゴンドラが浮いているショッピングエリアを見ようと思ってうろうろしていたのですが、あまりに広すぎて迷っているうちにカジノのフロアに出てしまいました。
このカジノはガイドブックによると世界一広いカジノだそうです。
ソウルでもカジノに入ったことがありますが、それと比べても格段の広さですね。
朝方のせいかまだそれほどテーブルに客はついてませんでしたが、それでもカードのテーブル(バカラ?)には結構なお客がいて博打を楽しんでいました。
ワタクシが興味があるのは「大小」ですが、テーブルに行って最低掛け金の表示を見るとなんと500パタカ(約6,800円)!
財布に入っているマカオ通貨は600パタカしかありません。
もともと博打の才能はないので、結局うろうろしながら様子を見るだけにしておきました。
広いフロアの一角にはVIPルームみたいなところもあって、そこは最低掛け金の額がどうやら何桁も違うようですね。
余りに広すぎて本当に迷ってしまい、経路を探すのに難儀しましたが、係員に聞きまくってようやく旅行パンフレットによく出ているゴンドラがある場所にやってきました。
有名ブランドの店が軒を並べています。
室内にヴェネチアの風景を再現したわけですが、まあよくやるもんですな。
トイレを使いました。
香港のペニンシュラホテルもリッチな感じがしましたが、このホテルのトイレもすごいですね。
あまりに別世界過ぎる雰囲気に毒気を抜かれ、また6パタカを払ってバスに乗ってマカオ半島側に戻ります。
ちまちまとバスに乗ってくるようではカジノで大勝ちは土台無理な話ですね。
漁師の守り神の阿媽を祀ったことから阿媽閣(A-ma-kok)とも呼ばれ、この呼び名がマカオの地名の元となったといわれているそうです。
廟は斜面に建てられており、長い急な階段を息を切らしながら登っていくと一番上に観音堂がありました。
地元の人が熱心にお祈りしていました。
途中で中学生くらいの日本人の集団がいたので、どこから来たのか聞いてみると香港の日本人学校の遠足で来たとのことでした。
駐在員の方々のお子さんなのでしょうか、礼儀正しく教育が行き届いているという感じの子供たちでしたね。
先生とも少し話をしましたが、外国での暮らしは今でも何かと気を使って大変そうでした。